神戸物産3038
2026年10月期 第3四半期(2025年11月〜2026年7月)
2026年9月29日発表
ひとことで言うと
業務スーパーは好調も
最終のもうけは1割減
売上 +5.2%営業利益 +3.2%純利益 −10.9%1年の予想は変更なし
見る1
まずは「売上」と「もうけ」の矢印をチェック
売上高お客さんに売った金額
↑ 5.2%
4,329億円
前年 4,115億円
営業利益本業でかせいだもうけ
↑ 3.2%
313億円
前年 303億円
経常利益345億円−9.6%
純利益233億円−10.9%
営業利益率7.2%前年 7.4%
ペラ子の見るポイント本業のもうけ(営業利益)は+3.2%で増えとるのに、純利益は −10.9%。こういうときは、本業以外で何があったかを見るんや。
見る2
本業は増益なのに、純利益が減ったのはなぜ?
売上 ↑
業務スーパーのお店が増えた
9か月で28店出して6店閉め、22店舗増の1,144店舗に。業務スーパー事業の売上は +5.0% でした。
売上 ↑
自社ブランド商品が話題に
自社工場でつくるPB商品がメディアで多く取り上げられました。為替や物価で仕入れコストは上がりましたが、価格戦略で売上を伸ばしました。
純利益 ↓
為替に備える取引が評価損に
輸入品が多いため、為替の変動に備える取引(デリバティブ)をしています。その評価が前年の +62億円の益から、今年は −21億円の損に変わりました。補助金収入も減りました。
本業以外のもうけ(営業外損益)の変化 (億円・前年同期との差)
為替の損益
+52
為替に備える取引の評価
−83
補助金収入
−14
その他
−1
合計
−46
ペラ子の見るポイント為替の取引の評価は、為替が動くだけで毎回大きく変わる「たまたま」の損益や。お店の実力を見るなら、営業利益を見るのがおすすめやで。
見る3
1年の計画の何%まで来た?
売上高予想 5,665億円76.4%
営業利益予想 430億円72.8%
純利益予想 295億円79.2%
9か月たった時点の目安(75%)
ペラ子の見るポイント9か月たったから目安は75%。売上76.4%、純利益79.2%でほぼ計画どおり。営業利益は72.8%で、少しだけ遅れとるね。
注意!
ちょっと待ち!ここも見ときや
- 経常利益・純利益は、為替やデリバティブの評価で大きくぶれます。次の決算でも為替の動きに注意が必要です。
- 為替や物価で仕入れコストが上がっています。値上げを重ねるとお客さんが離れるリスクもあります。
- 株式会社MEAL HUBを子会社にし、グループが広がっています。
- 1年の予想は、2025年12月に出したものから変更なしです。
用語?
むずかしい言葉をかんたんに
PBプライベートブランド。自社で企画・製造した商品で、もうけを出しやすいのが特徴。
デリバティブ為替などの値動きに備えるための取引。値動きによって評価益や評価損が出ます。
経常利益営業利益に、為替の損益や利息など本業以外の分を足したもの。
第3四半期1年を4つに分けた3つめまで(9か月分)の累計。神戸物産は11月〜7月。
ほか+